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奥白根山(日光白根山)・・・近場の高山トレーニング [山歩き]

2017年6月3日(土):晴れ時々曇り
奥白根山(2578m):栃木県日光市・群馬県利根郡片品村

ゴールデンウイークに時々登っている奥白根山。今年はその時期に腰痛で登れなかったので、近場の高山トレーニングとして登ってきました。

菅沼からの登山道は、樹林帯は残雪の道が続き、下りは軽アイゼンを付けた方が安全でしょうね。山頂付近は6月初めとはいえ、岩や木々に霧氷が付いているほど寒く、寒さ対策も必要ですね。
山頂からは会津や越後の山々は見えませんでしたが、日光や群馬方向の眺望は良く、富士山もなんとなく分かる程度に眺められました。

個人的には、体調や持病もあり、登りが苦しくて立ち止まって休むこと度々。今年の夏に計画している北アルプスや南アルプス登山のためには、体調管理と様子見登山が必要なことをしみじみと感じた登山でした。

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山頂から日光の山々と中禅寺湖

歩いたコースと時間
菅沼登山口(8:20)→弥陀ヶ池(10:10-15)→奥白根山(11:30-12:10)→避難小屋(12:50-55)→五色沼→弥陀ヶ池(13:40-45)→菅沼登山口(15:00)

8時前に菅沼登山口駐車場着。1,000円の駐車料金を支払って、登山届を提出します。下の駐車場はまだ空きもありましたが、今回は上の駐車場が空いていれば止めてみようと上の駐車場に行きました。上の駐車場は4割くらいの駐車率。
8:20から登山開始。

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上の駐車場(左奥)と登山口の案内板

谷筋から右に折れて少し急になった登山道を登ります。所々に僅かに雪が登る道を登って、左側の樹林の下が崖になったやや平坦地(冬道の落石の多い崖下の道の上あたり。標高1960m付近。)から雪の道が続き(途中、大きな岩の急斜面の登り箇所は、雪は一部なし)、弥陀ヶ池下までずっと雪道が続きます。
登りで雪も柔らかいので、軽アイゼンは付けないで登りました。

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ずっと続く雪道

弥陀が池まで0.9kmの標識から先の、傾斜面のトラバース道では左の斜面に滑り落ちないようにやや慎重に歩く箇所も数か所あります。

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トラバース道

トラバース道から右に回り込んで弥陀ヶ池に到着。弥陀ヶ池の近辺は、雪はほとんどなし。

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弥陀ヶ池と山頂方向

弥陀ヶ池から座禅山の鞍部までと鞍部からの登り始めは残雪がありますが、一段登った標高2280m付近から上の登山道には雪は全くありません。

ガレ場の急斜面の登りは休みながら登っていきます。

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ガレ場の急な登り

先をよく見ると左の岩に白いものが見えており、近づいてみると岩肌に生えた小さな木に霧氷が付いて真っ白に見えていたものでした。
登山道の周囲には、霧氷が割れて落ちた氷片があちこちに散乱していました。
北風がやや強く吹いて寒くなり、厚手のウンドブレーカーを着てルンゼに突入。

途中、振り返って来た方向を見ると、四郎岳と燕巣山の向こうに見える会津や越後の山は雲に覆われて見えませんが、丸沼や菅沼、弥陀ヶ池が綺麗に見えています。

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四郎岳(左)・燕巣山(右)と丸沼・菅沼・弥陀ヶ池

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ルンゼ岩壁の小さな木の霧氷

ルンゼ途中から右に曲がり大岩を登って先に進み、山頂方向の標識の下あたりでは、周囲の岩に霧氷がついてエビの尻尾になっていました。風が強くさらに寒くなりました。

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岩に付いたエビの尻尾

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同上 アップ

山頂方向標識から上では、風がやや弱くなって、寒さも和らいでいました。

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山頂方向標識と山頂(中央)

山頂付近は多くの人で大賑わい。山頂標識の周囲も入れ替わり立ち代わりの登山者。ここではゆっくりできないので、すぐ東のピークで小休憩と写真撮影。

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群馬県側の山頂標識と南西方向の山々

栃木県側の山頂標識と男体山・中禅寺湖 → 一枚目の写真
(山頂標識のすぐ右上が小休憩したピーク)

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同ピークより皇海山(左:さらに左奥は袈裟丸山)、赤城山(中央)、錫ヶ岳(手前右)

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同上 男体山と中禅寺湖

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同上 太郎山(左)から男体山(右)

このピークで写真を撮っていると、隣にいた小学生連れの男性が、少し前まで富士山が良く見えたと言っていたので、眼を凝らして富士山方向を見ると雲の中に雪を被る山の輪郭がぼんやりと見えているようなので、写真を撮って写真で確認することにしました。
家に帰って写真をよく見るとやはり富士山でした。

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かなりぼんやりと見えた富士山(コントラストを強く加工しました。)
(一番手前の黒く写っている山は皇海山の稜線の右肩。富士山に重なるすぐ右下のピークは雲取山。さらに右の三角ピークは大洞山。)

ここも人が多いので、昼食は避難小屋方向に下った風の弱い所で中禅寺湖や日光の山々を見ながら昼食。

昼食中にふと横を見ると鹿が餌を食べたそうに3.4mのところまで近づいてきていて、さらに近づこうとしています。少しあわてて、ストックを振って追い払おうとしましたがなかなか近くを離れず。
鹿を無視して食事をしていると、やがて離れて行きました。
登山者から食べ物を貰うことに慣れていて、食事中の人間に近づいているのでしょうか。

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昼食中に近づいてきた鹿

昼食後避難小屋方向に下ります。途中急斜面のトラバース道に残雪があり。ここがこの日最も注意して歩いた箇所でした。

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急斜面のトラバース道の残雪

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避難小屋手前

避難小屋から樹林帯に入ると、五色沼まではずっと残雪の道。

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避難小屋からの下り

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五色沼に出る

五色沼から弥陀ヶ池への登りの道も樹林帯は残雪が多く雪の斜面を登ります。
この登りは標高差7,80mですがいつも一番苦しい所です。

弥陀ヶ池に着くと山頂付近はもうガスの中。

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弥陀ヶ池

弥陀ヶ池からの下りはやや急な所もある雪道が続きますが、軽アイゼンを付けないで下りました。すり減ったビブラム底の夏靴では、途中スリップすることが多く、転倒も1回。転倒して手足の捻挫ということもあるので、この下りは安全のため軽アイゼンを付けた方が良かったと反省。

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雪道の続く下り

今回はトレーニングのつもりで登りましたが、樹林帯の残雪が少なくなって花が咲く時期に登りたいですね。


昨年の奥白根山登山の記事はこちらです。

再びコマクサの群生地を訪ねて (2016/7/24)
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2016-07-30

凍れる奥白根山 (2016/4/30)
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2016-05-05

奥白根山(日光白根山)からの展望図を紹介していなかったので、次回は展望図を紹介致します。