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桃源郷の山歩き・・・釈迦堂PAから蜂城山・茶臼山(後編) [山歩き]

2016年4月9日(土) 晴れ

蜂城山(はちじょうさん;738m):山梨県笛吹市
茶臼山(ちゃうすやま;948m):山梨県甲州市

いろんな用事でなかなかブログの記事の更新もできず、後編のアップが遅くなりました。
後編は、蜂城山と茶臼岳登山です。

歩いたコースと時間
前編:釈迦堂PA(7:20)→西方向に扇状地を登り広い農道を南へ→蜂城山登山口(8:30)

後編:蜂城山登山口(8:30)→蜂城山(9:15-20)→水分への分岐→茶臼山へのY字路(9:50)→茶臼山登山口(9:55)→茶臼山(10:55-11:15)→鞍部の分岐(11:20)→茶臼山登山口(12:05)→釈迦堂PA(12:45)

蜂城山登山口(釈迦堂PA上の広い農道にあり)から振り返ると下に広がる桃畑と南アルプスが綺麗に見えていました。

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蜂城山登山口から振り返る

猪避けの金網のフェンスを開けて登山スタート。
枯葉の積もる道を行き、木々の間から南アルプスや下に広がるピンクの桃畑を見ながら45分で蜂城山に到着。

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木々の間から垣間見る南アルプスと桃畑

途中、所々に少しずつ咲いていた花です。

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モミジイチゴ                               サクラ

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ミミガタテンナンショウ?                          ウグイスカグラ

IMG_7905 hatij 07.jpg IMG_7907 hatij 08.jpg
スミレ                                 スミレ

山頂には蜂城天神社があり、鳥居の前からは、金峰山、甲武信ヶ岳方向が良く見えており、八ヶ岳も白く頭を覗かせていました。南アルプス方向は樹林で見えず。(残念)

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山頂の蜂城天神社

山頂には蜂城の説明板等はありませんでしたが、甲斐武田支族の岩崎氏・栗原氏の詰城ではないかと考えられているようです。(以下のサイト参照)
http://1st.geocities.jp/minohazz/shiseki-shousai/ff035/ff035.html

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鳥居前からの展望

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カシミール3Dによる展望図

神社の裏からすぐに南東方向への下りとなり、すぐに鞍部に到着。ここから水分集落に下る東方向への道があるはずですが、ビニールテープが張られており、「通行できません。」と書かれた札がありました。明らかに踏み跡があるので、行ける所まで行ってみることにしました。
途中踏み跡の斜面が崩壊している所がありましたが、注意して通ればそれほどでもなく、先に進むと、堰堤の前後は藪状態で、小さな枯木をかき分けて進むような状態、途中ノイバラもあり、痛い思いをしながらなんとか堰堤をクリア。

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堰堤の手前(ここから先が踏み跡が分かりにくい)

堰堤を越えて少し進むと林道に出て、すぐに舗装道路となり、茶臼山方向の道とのY字路になりました。

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石仏のあるY字路(右:蜂城山から下って来た道、左:茶臼山への道)
(石仏には、寛政12年(1800年)の銘があるようです。)

Y字路からすぐに茶臼山登山口となり、急な檜の植林をジグザグに登ったあとやや急な稜線となり、やがて緩やかな稜線となって茶臼山に到着。

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茶臼山登山口

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やや急な稜線

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緩やかになった稜線

緩やかな稜線からは北から北西方向の山並みが木々の間から眺められ、水ヶ森の奥に八ヶ岳も見えていました。

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水ヶ森の奥に八ヶ岳(中央から左に赤岳、阿弥陀岳、権現岳)

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茶臼山 山頂

山頂には、三等三角点と「大龍王」と彫られた石碑あり。周囲の木々が茂っていて展望は殆んどありません。
山溪社の古い本の「分県登山ガイド 山梨県の山」(1993年5月)には、茶臼山が紹介されており、山頂西に伐採地があり、そこから甲府盆地を挟んでの南アルプスの展望が素晴らしいと書かれていますが、23年経った現在では木々が茂って展望は殆んどなし。

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「大龍王」と彫られた石碑
(石碑は昭和2年からの経済恐慌の中でこの一帯が干害にあい、その頃建てられた雨乞いの碑のようです。)

山頂で、大宮から来られた76歳の方と山談義をしながら昼食。この方は大沢山からさらに南東方向に進んだあと、甲斐大和駅まで歩かれるとか(すごい!)。

山頂の前後は数か所の堀切(郭掘)の跡があり、山城であったことが分かります。
ネットで調べてみると、茶臼山は勝沼氏の詰城で、茶臼山烽火台と呼ばれていたようでした。
http://1st.geocities.jp/minohazz/shiseki-shousai/ff055/ff055.html


山頂から5分程下って鞍部から南方向に下る踏み跡を辿りました。下りの途中で急な斜面の崩落個所があり、下までは20~30mありそうで、滑ると事故になるのでかなり慎重に渡りました。(ここが今回の山歩きで一番危険な個所でした。)
その後踏み跡をよく見ながら、所々にあるピンクテープを見ながら進みます。途中倒木が多い箇所もあり。

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山頂南の鞍部(逆V字方向(右下)に下ります。)

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急斜面の崩落個所

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檜の植林帯の下り

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倒木の道

やがて林道に出て、茶臼山登山道標識のある舗装道路に出て茶臼山の周回終了。林道から舗装道路では、桜が満開で綺麗でした。

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林道横の桜

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茶臼岳登山口標識から少し上の道から

再び満開の桃の花と少し雲に隠れた南アルプスを見ながらのんびりと釈迦堂PAに下りました。

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広い農道から蜂城山(右)と茶臼山(左)

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釈迦堂遺跡博物館すぐ上の花桃園を散策する人々

行き帰りで、ピンクに広がる満開の桃の花の風景と南アルプスの展望を楽しむことができ、タイミングの良い山行となりました。蜂城山と茶臼山の下りのルートはあまり歩かれていないようで危険な箇所もあるので注意が必要ですね。

今回の山行では、特にyama365さんの記事とGPS記録が大変参考になりました。yama365さん有難うございました。
yama365さんの2010/4/18の記事(GPS山行記録も参照)
http://yama365.at.webry.info/201004/article_7.html

インレッドさんの2009/4/11の記事もありました。
http://ymanotayori.at.webry.info/200904/article_4.html

* * * * * * * * * * * *

釈迦堂PAから一宮御坂ICを出て、行ってみたかった「ほったらかし温泉」に行きました。
ほったらかし温泉からは、甲府盆地の広範囲を眼下に見渡せ、富士山も大きく眺められる絶景が広がっていました。流石の絶景です。
温泉はアルカリ泉(pH10.1と9.8)で、加温、循環かけ流しとのことですが、湯のヌルヌル感や入浴後の肌のスベスベ感は少なかったように思いました。

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ほったらかし温泉

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あっちの湯上から甲府盆地と富士山

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同所より京戸川扇状地と蜂城山、茶臼山方向

桃源郷の山歩き・・・釈迦堂PAから蜂城山・茶臼山(前編) [山歩き]

2016年4月9日(土) 晴れ

蜂城山(はちじょうさん;738m):山梨県笛吹市
茶臼山(ちゃうすやま;948m):山梨県甲州市
(昭文社の、「山と高原地図」では、「24大菩薩嶺」に収録されています。)

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桃の花と南アルプス(釈迦堂PA上の農道より)
(後方は農鳥岳(左)から甲斐駒ヶ岳(右))

あるきっかけで、「プレス技術」という専門の技術雑誌を見る機会があり、山岳紀行作家の石井光造さんが連載で「こだわりの山歩き」というコラム(2015年4月号~2016年3月号)を書かれており、このシリーズを楽しく拝見しました。
雑誌のバックナンバーを見ると、2014年4月号~2015年3月号には、「登ってみたい四季の山」の連載がありました。その中で、「桃源郷山歩き」として紹介されていた山梨県の兜山、蜂城山が目に留まり、ネットで関連情報を調べ、釈迦堂PAから登れる蜂城山と合わせて茶臼山に登ることにしました。
4月に入って、一宮町地区の桃の開花状況をウォッチング(*)しており、4月9日はちょうど満開のようで、天気も10日よりも良さそうなので出かけることにしました。

(*)ふえふき旬感ネット
http://fuefuki-syunkan.net/

3時前に家を出て、圏央道五霞ICから自動車道を走り、釈迦堂PAに5時半ころ到着。少し仮眠して、7時半から山歩き開始。(車は帰りまでPAに置いたまま。)

釈迦堂PAから200mくらい南東方向に登ると広い舗装された道路(農道)があり、それを南に約400m下ると蜂城山登山口があります。

前篇は、釈迦堂PAから蜂城山登山口までの、満開の桃の花と南アルプスの展望等の紹介です。
1時間ほど写真を撮りながら、京戸川の扇状地に広がる桃源郷と南アルプスの山々の展望を楽しみました。


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釈迦堂PAから釈迦堂遺跡博物館への階段

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釈迦堂遺跡博物館入口前の桜と桃の花

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釈迦堂遺跡博物館横から蜂城山(右)と茶臼山への稜線下部(左)

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扇状地と盆地に広がるピンクの桃畑と南アルプスの山々(広い農道への登りの途中から)

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広い農道横にある農園の花桃畑
(後方は乾徳山、国師ヶ岳方向)

扇状地と盆地に広がるピンクの桃畑 以下4枚

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桃畑と後方に金峰山、国師ヶ岳、乾徳山等

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中央自動車道の両側に広がるピンクの桃畑

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蜂城山登山口附近より

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蜂城山登山口

カシミール3Dによる登山口附近からの展望図です。

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分かりやすい釈迦堂遺跡の解説サイト
http://inoues.net/ruins/shakado.html

後編は、蜂城山と茶臼岳登山です。

花瓶山・・・イワウチワの大群生 今年も行ってきました [山歩き]

2016年4月2日(土)曇り
花瓶山(はなかめやま):692m、栃木県大田原市・茨城県大子町

向山北の群生地のイワウチワ以下2枚

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昨年初めて訪れて、満開のイワウチワの大群生や春の花を楽しんだ花瓶山。今年も行ってきました。
向山への登山口近くのイワウチワはほぼ満開でしたが、少し上の群生地は蕾が多く3、4分咲き程度。またやや暗い曇りの日で、イワウチワは花の向きが揃っていないようでした。
カタクリとニリンソウは蕾が多く、満開には少し早い状態で、キクザキイチゲは曇りで花が開いていない状態。
それでも春の里山をゆっくり歩き、昨年と同じ場所で咲いている、あるいは咲き始めた花々を見て安心するとともに嬉しくなりました。

歩いたコースと時間
うつぼ沢出会登山口(8:50)→如来沢沿いの林道→花瓶沢土場(9:50-10:10)→稜線から次郎ブナ往復(10:35-11:00)→花瓶山(11:03-20)→大倉尾根分岐(11:26)→大倉尾根→向山(12:50)→うつぼ沢出会登山口(13:30)

花の写真を撮りながら歩き、次郎ブナを往復して、トータルで4時間40分の山歩きでした。ガイドブック(*)のコースタイムは次郎ブナ往復を除いて3時間20分。
(*)改訂新版 栃木百名山ガイドブック(下野新聞社、2013年)


うつぼ沢出合登山口の駐車スペースから直進して如来沢林道を登って行きました。

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うつぼ沢出合登山口(標高約390m)
(如来沢林道は左側直進。向山方向への登山口は右折。)

林道脇のニリンソウの小群落はまだ蕾。

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ニリンソウ

昨年撮影した場所で咲くハナネコノメは、赤い蕊が残った花が少なく終盤の様子。

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ハナネコノメ

キクザキイチゲの小群落も曇りで花が開いていない状態。(残念)

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キクザキイチゲ

ゆっくり林道を歩いて花瓶沢土場へ。ここから林道を少し登ってみましたが、沢側の斜面の木が切られて沢に倒されているので沢は見えない状態でしたが、林道脇にユリワサビの花が沢山咲いている場所がありました。

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花瓶沢土場 (右が花瓶山方向)

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ユリワサビ

花瓶沢の登り始めでは、私と同じ市(町)にお住いの可愛いメスのトイプードルを連れたご夫婦が先行しており、山頂下の稜線までご一緒しました。

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花瓶沢の登り始め

植林帯のやや急斜面を登って稜線に出ました。昨年は兄弟ブナには行かなかったので、今年は行ってみることにして、緩やかな稜線を北に向かって次郎ブナへ。

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次郎ブナ

次郎ブナの大きな幹の一本は倒れており、残ったブナも直径が1m以上の大木で片側に大きく枝を張り出して勇壮に立っていました。

数年前に倒れて、切り株になっている太郎ブナは少し先にあるようですが、そちらには行かず。

『【太郎ブナ】
枯死したブナの脇には幼木が植えられている。
黒羽山の会の情報によると、「太郎ブナは、樹齢500年と推定され、高さ10メートル、直径約5メートルの古木だった。しかし、幹に大きな空洞ができ、昨年10月に枯死が確認された。枯死する直前に小枝を採取して接ぎ木で幼木を育てた。植樹されたのは、やっと幼木に育った大切な1本」とのこと。関係者の熱い思いが感じられます。』
(yamasannpoさんの、2013/4/12の記事より。)
http://yamasanpo.blog106.fc2.com/blog-entry-591.html

次郎ブナの写真を撮ってUターンして花瓶山へ。

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花瓶山 山頂

山頂では、矢板から来られた単独の方と茨城から来られた単独の方とお話をしました。
茨城の方は、花瓶沢土場まで車で来たので、帰りにうつぼ沢出合から向山方向に少し登ってイワウチワの群生を見るとのことでした。

山頂から県境尾根を少し下って、大倉尾根へ。

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大倉尾根への分岐(大倉尾根は右折)

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一部藪状態の大倉尾根

一番大きなカタクリの群生地では、まだ蕾が多く、満開は4,5日先くらいかと思いました。満開の時期の晴れた日に見れば綺麗でしょうね。

蕾のカタクリ以下2枚

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カタクリ群生地の近くにある大きなヤマザクラの樹

向山北のイワウチワ群生地(ピンクと白の花の小群落が点在している。)では綺麗に咲いている花もありますが蕾が多く、3、4分咲き程度でした。

こちらの群生地のイワウチワ。1,2枚目の写真と以下3枚。

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向山からの下りは踏み跡が分かりにくいですが、よく見ながら下り、2番目の群生地へ。
宇都宮から来られた中高年の4人グループは、昨年は道に迷って苦労したと話しておられました。

ここも先ほどの群生地と同じくらいの咲き方で、満開はもう少し先の状態。

2番目の群生地のイワウチワ以下4枚

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登山口に下りる直前の場所は、斜面いっぱいに咲き乱れるイワウチワの大群生。ほぼ満開でしたが、曇りで十分花が開いておらず、花の向きも一方向を向かないでいろんな方向を向いていました。晴れの日なら大きく開いて一斉に太陽の方向を向くのでしょう。

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向山方向への登山口すぐ上の群生

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向山方向登山口

曇りの日で、花の開花は十分ではありませんでしたが、イワウチワの大群生を今年も見ることができ、ゆっくりと花の里山歩きを楽しむことができました。


昨年(2015/4/4) の記事です。
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2015-04-06

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