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三毳山(みかも山)・・・ほぼ満開のカタクリ。今年も見てきました。 [山歩き]

三毳山(みかもやま)・・・栃木佐野市・栃木市
2016年3月21日(月)春分の日、曇り時々晴れ

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かたくりの園にて

歩いたコース
東口広場駐車場(13:20)→かたくりの園→中岳(標高:210m)→三毳神社 を往復
(花を見ながら写真を撮りながらゆっくりと歩いて約2時間弱。)

いつもこの時期にみかも山のカタクリの花を見に行っていますが、今年も行ってきました。
当日は朝から曇りで、11:00頃から晴れて来たので、昼前からゆっくりと出かけました。
出発時間が遅いし、妻と一緒に行ったので、軽いハイキングで、東口広場駐車場から、かたくりの園のカタクリを見て三毳神社まで往復することにしました。

昼前から晴れてきて、その後は晴れ時々曇りの天気で、カタクリの開花は十分ではありませんでしたが(花被片の反り返りは不十分でしたが)、ほぼ満開のカタクリの大群生を楽しむことができました。
まだ蕾の花もあったようなので、今週末くらいまでが見頃でしょうか。

かたくりの園のカタクリ以下5枚。

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カタクリ以外の花、以下4枚

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ニリンソウ

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野草の園のアズマイチゲ

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稜線に咲いていたシュンラン
(妻が匂いを嗅ぐと香水のようないい香りがしたそうです。)


以下風景他4枚。

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河津桜(東口広場池の横)

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中岳山頂

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山頂で見かけた蝶(エルタテハ?)

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パラグライダー離陸場より


みかも山公園ハイキングマップ
http://www.park-tochigi.com/mikamo/hiking/


昨年(2015年)3月21日のみかも山の記事(満開のカタクリ)
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2015-03-22

一昨年(2014年)3月21日のみかも山の記事(カタクリはほとんど咲いていなかった。)
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2014-03-22

3年前(2013年)3月23日のみかも山の記事(カタクリは満開)
http://vert-yama.blog.so-net.ne.jp/2013-03-24

雪の高原山・・・上部はトレースなくラッセル、亀の歩みで登頂 [山歩き]

2016年3月5日(土)晴れ後曇り

高原山
鶏頂山(けいちょうざん;1765m):栃木県日光市
釈迦ヶ岳(しゃかがたけ;1795m):栃木県日光市・塩谷町

昨年10月と12月に下見登山をした鶏頂山と釈迦ヶ岳に、西側の鶏頂山スキー場跡から登ってきました。

稜線上にわずかに踏み跡が浮き上がっている所もありましたが、弁天沼から上は殆んどトレースがなく、平均的には踝から膝下のラッセル。また、湿った雪が靴やアイゼンに付着して重く、亀の歩みで鶏頂山から釈迦ヶ岳に登ることができました。

しかし、帰りの稜線から弁天沼への下りの近道は全くトレースがなく(予想はしていましたが)、膝上のラッセルの連続でおまけにルートを外れて苦戦。下見で周囲の地形やルートをよく見ていたのであまり不安はありませんでしたが、少し長めに迂回したことになってルートに復帰し弁天沼に到着。夕暮れ迫るなか、歩いてきた自分のトレースを静かに辿って歩きにくい雪道を帰ってきました。


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雪まくり

歩いたコースと時間
日塩もみじライン鶏頂山スキー場跡入口(9:20)→スキー場跡最上部(10:35)→弁天沼(11:05-15)→鶏頂山(12:30-50)→釈迦ヶ岳(14:50-14:55))→弁天沼近道→(途中ルートを外す)→弁天沼(16:20)→スキー場跡最上部(16:45)→日塩もみじライン鶏頂山スキー場跡入口(17:30)

(昨年12月の下見登山では、休憩時間込で5時間25分、今回は登り始めのルートは少し違いますが8時間10分でした。)

日塩もみじラインの西口登山口付近は雪で駐車スペースがないので、少し先の鶏頂山スキー場跡入口の道路脇が除雪されて6,7台の駐車スペースがあり、ここに駐車。雪を被った数日前のトレースがあるようなのでここから登山をすることにしました。
登山準備をしているうちに3台の車が到着。10人くらいのグループの方たちで、軽装でスノーシューハイクをする方たちのようでした。

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鶏頂山入口の大きな石の鳥居

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鶏頂山スキー場跡の建物の横

ここから右に折れて建物の裏を通り、左に折れてゲレンデ跡を登って行きます。ゲレンデ跡には雪を被ったツボ足の踏み跡と兎の足跡が続いていました。

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雪のゲレンデ跡の登り

少し登って振り返ると雪を戴く山並みが見えていました。帝釈山から枯木山付近と思われますが山の連なる形がはっきり見えず、山座同定はできませんでした。

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振り返り見る山々

ゲレンデ跡の登りは雪を被った踏み跡があるものの、所々で膝下まで踏み抜いたり滑ったりで歩きにくいものでした。
スキー場の最高点を過ぎ、カラマツ林の中から檜の植林帯を抜け弁天池へ。ここまでは、靴の甲から踝くらいの雪の沈み具合。やはり踏み跡があり、その周囲は滑りやすく踏み抜きも多いものでした。

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元スキー場最高点の先

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檜の植林帯

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弁天沼

弁天沼付近は雪が融けて少なくなっており、足が埋まることはありませんでした。休憩後先に進むと雪も深くなり、トレースもなくなり膝下くらいのラッセル。

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弁天沼からの登り始め

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○○霊神との字が刻まれた大岩付近

やや急な登りの前で雪を踏みならしてアイゼンを付け登って行きました。このあたりからストックや靴とアイゼンに雪の塊が付き、歩きにくくなってきました。

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やや急な登り

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稜線に出る

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稜線に出たところから見る御岳山と釈迦ヶ岳

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鶏頂山へのやや急な登り

靴とアイゼンに付着する雪が重く、亀の歩みのように一歩一歩ゆっくりのペースで登って行きました。靴に重りを付けて歩くトレーニングがありますが、まったくそれですね。

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靴とアイゼンに付着した雪の塊
(雪山用の靴と12本爪アイゼンが全く見えません(笑)。)

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山頂下の登り
(登山道とその横に兎と動物の足跡)

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山頂標識

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鶏頂山神社

山頂からは遠くの山は、はっきり見えず。昼食後釈迦ヶ岳に向かいました。

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雪庇の道

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御岳山

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稜線上の吹き溜まり

御岳山を下ったあたりでガスが出てきて寒くなったので、冬用のアウターをザックから出して着用。

狭い登山道のすぐ横が切れ落ちていて夏道でも注意して歩く箇所(2m弱くらいの長さ)は、雪の急斜面となっており、かなり慎重に道の上にある笹や木の小枝を掴みながら渡りました。

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注意個所(帰りに撮影)

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釈迦ヶ岳山頂への急登の始まり

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急登部

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山頂が見えてきた

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山頂

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釈迦如来像

山頂付近では数名のトレースがありましたが、遅い時間で誰もおらず、写真撮影をしてすぐに下山。

急斜面の下りはピッケルを出して慎重に下りました。

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急斜面の下り

弁天池近道の分岐からは、来た道を戻ることも考えましたが、近道を行くことにし、トレースの全くないルートへ果敢に突っ込んで行きました。

そこは膝上ラッセルの連続。所々で股下のラッセル。そのうちに赤テープを見失い、さらに深い雪で腰まで埋まってしまうことも3回くらいあり、這い上がるようにして先に進み、傾斜が緩やかになって左方向に行けば弁天沼の方向なのでそのまま左に進むと小さな赤テープを発見。ルートに戻りましたがやはり膝上ラッセル。やがて弁天沼が薄らとガスの中に見えてきたときはホッとしました。

弁天沼でアイゼンを外し、自分の登ってきたトレースを辿って黙々と来た道を帰りました。帰りの道も所々で踏み抜いたり滑ったりで、ゆっくりのペースでの下りとなりました。

雪と格闘した下りの箇所では写真を撮る余裕はありませんでしたが、途中で、直径30cm位の車輪の様な形の雪の塊があり、ラッセルをしながら何だろうと思いながら下っていると今度は20cm位のものを発見。写真を撮りました。 → 一枚目の写真。

帰って調べてみると、「雪まくり」とのこと。今までに見たことがあるかも知れないのですが気が付かす。

雪まくり
http://matome.naver.jp/odai/2138587447646691501


雪の鶏頂山と釈迦ヶ岳、今シーズンはどの山も例年より雪が少ないとのことですが、トレースがないとやはり大変なことを実感しました。誰にも会わない静かな雪山歩きで、達成感はあったものの、西側ルートがやはり他のルートと比べて登山者が少ない理由を考えてしまいました。

春霞の中倉山・・・雪は山頂直下の稜線にわずかのみ [山歩き]

2016年2月27日(土)快晴
中倉山(なかくらやま;1530m):日光市(旧足尾町)

歩いたコースと時間
銅親水公園駐車場(8:45)→仁田元林道登山口(9:35-45)→支尾根(10:50)→1499.5m三角点(11:35)→中倉山山頂(11:45-50)→孤高のブナ(11:55-12:00)→中倉山(12:05-20)→支尾根 (12:45)→仁田元林道登山口(13:25-30)→銅親水公園駐車場 (14:10)

足尾の中倉山、いろんな方のブログで拝見していて、行ってみたい山でした。

山溪社の「栃木県の山」の最新版(*)に中倉山が新しく追加されて紹介されており、だんだん登る人も多くなっているようです。
(*)「新・分県登山ガイド[改訂新版]8 栃木県の山」(山と溪谷社、2015年6月)
 (以前の版では中倉山は紹介されていません。)

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孤高のブナと男体山(手前に社山から半月山(右))

当日は夕方から用事があり、早く帰る必要があるので、近場で比較的時間のかからない山はどこかと探して、足尾の中倉山に行くことにしました。天気予報は快晴。
ヤマレコの情報では、2月14日時点では雪は殆んどないようだし、数日前に降った雪もその後の暖かさで融けているだろうと読んで出かけました。

念のため、冬用の靴と冬用アイゼンも車に乗せて、現地で山の様子を見ながら靴とアイゼンを選ぶことにしました。

銅親水公園について山を見るとほとんど雪はないので、春山登りのスタイルで軽アイゼンをザックに入れて出発。

駐車場から橋を渡って、堰堤左端から柵沿いに歩いて、導水管橋を渡ります。

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銅親水公園駐車場より

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堰堤上の柵沿いの道(正面に大平山から続く尾根とその左下に松木川)

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導水管橋(通行不可のようですが・・・。)

途中から暑くなって、水道管橋を渡って林道に下りて、ウインドブレーカーとフリースの上着を脱ぎ、林道の登山口では、アンダータイツ(極暖ヒートテック(笑))も脱ぐことになりました。暖かい日で風もなく3月末から4月の山登りのようです。

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林道歩き

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林道登山口(上久保沢ルート登山口)

登山口からトラロープの張られた道、やや大きな岩が転がるやや急な道、上部では急な斜面のジグザグのトレースになりますが、落ち葉でトレースは見えず。トレースのロスト3回くらい。おまけに落ち葉が深いので滑りやすくなっており、ゆっくり周囲の踏み跡、赤テープを探しながら登りました。

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トラロープの張られた緩やかな道

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岩の転がる道

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落ち葉の急斜面

落ち葉が深く積もった斜面に苦労して、やっと支尾根に到着。ここから低い笹の尾根道を登って、小さなピークから鞍部に出ると残雪があり、少し進んではっきりしない分岐の踏み跡を右方向に進み稜線を東にトラバースして、展望所に出ました。

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支尾根に出る

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鞍部の手前から見えた男体山・社山と手前にロウソク岩?

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鞍部の残雪


展望所では、真下に導水管橋のすぐ上から続く尖った尾根が綺麗に見えて、銅親水公園も見えており素晴らしい眺めです。

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展望所からの眺め(中央の稜線の右下に銅親水公園、左下に仁田元沢、中央に松木川)

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展望所から上方向

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少し上に登って振り返る
(左の尖った尾根は「横場山ルート」、右の低い尾根が「井戸沢ルート」。下に紹介した手書きのルートマップには、『どちらのルートも風化した岩に難渋することになるので一般不向き』と書かれています。)

平らな石の転がる踏み跡や残雪の上を歩いて(軽アイゼンは付けませんでした。)三角点へ。

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三角点(1499.5m)地点下の残雪

三角点の場所では、上から降りてきたやや長身のベテラン二人組の方と話をしました。林道を少し歩いて横場山に登り横場山ルートを登って来たとのこと。このルートで登るとはかなりの経験者のようです。イボ付ゴム長でザックにはワカン。ワカンの出番は全くなかったと笑っておられました。下りは一般ルートで下るとのこと。

三角点から少し登ると、緩やかな草原のような山頂手前に出て、少し行くと山頂が見えてきました。

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山頂が見えてきた

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山頂

山頂では、沢入山から帰ってきた30代中頃くらいの男性二人組にお会いしました。

ザックを下ろし、カメラを持って早速1539mピークとの鞍部にある「孤高のブナ」を見に行きました。

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孤高のブナと手前の稜線上に横たわる風化した大きな木
(この風化した大きな木も、孤高のブナと同時代を経験して枯れてしまったのでしょうか。)

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孤高のブナ

孤高のブナと男体山(男体山手前に社山、右に半月山) → 一枚目の写真

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男体山と社山のアップ(社山は雪がかなり少ないようです。)

山頂に戻り軽く昼食を取り、下山です。帰りは展望所方向ではなく稜線を下りました。
低い笹原の下りの踏み跡は表土が融けて滑りやすく、注意しながら下りましたが2回も転倒。
さらに下の落ち葉の積もる急な斜面でも滑って2回転倒。滑って体勢が崩れてからの立て直し能力が落ちているようで、何か対策の運動をしておく必要性がありますね。


長年経過しても公害により破壊された自然は再生できないことを目の前に見ることができる足尾の山ですが、中倉山山頂付近の草原のような緩やかな稜線と見下ろす松木川、周囲の山々の風景に孤高のブナ、なかなかドラマのある山を感じました。

山頂や孤高のブナの木の場所からは、目の前の沢入山に行ってみたくなりましたが、この日はここまでとしました。5月のツツジが咲く頃に登ってみたいですね。


「孤高のブナ」についての読売新聞2013年11月3日の記事です。
http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/feature/CO004130/20131102-OYT8T01223.html

今回登るにあたって、老酒斎さんのブログ「老酒斎の山行録」のトレース図が大変参考になりました。有難うございました。
http://pochishiroyuki.asablo.jp/blog/2015/06/20/7675983

また、後日ヤマレコを見ると、omatsuさんの登山記録(2015/12/23)に、かじか荘のスタッフの方が作成した、中倉山周辺の手書きのルートマップの写真が数枚ありました。このルートマップは、中倉山に登るときにかなり役立ちそうです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-783212.html


以下は、中倉山からの展望図(東~南方向)です。

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富士山も見えるようです。