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八ヶ岳 硫黄岳・横岳・・・急峻な赤岳・阿弥陀岳を眺めながら、高山植物と稜線歩きを楽しむ。 [山歩き]

最近は秋雨前線の停滞で、雨や曇りの日が続き、気温も10月中旬並みとか。
今年の夏は、あまり体調が良くなく、またいろんな用事で自主的な山歩きもできず、気力の低下で、ブログの更新や他の方のブロフ訪問もなかなかできませんでしたが、やっと重い腰を上げました。

8月上旬に所属する山の会の宿泊山行(参加人数は19名)に参加し、八ヶ岳の硫黄岳・横岳に登った記事です。

赤岳・阿弥陀岳や、南アルプス・中央アルプスを眺めながらの稜線歩きは素晴らしいもので、高山植物も見られ、山小屋も快適でいい山行でした。

赤岳・阿弥陀岳は8年前の10月初旬に登ったことがありますが、急峻でどっしりと聳える赤岳を眺めていると再度登って見たくなりましたね。

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赤岳(硫黄岳と硫黄岳山荘の中間付近より)

2015年8月5日 (水):晴れ     美濃戸口から赤岳鉱泉まで
2015年8月6日(木):晴れ後曇り  赤岳鉱泉から硫黄岳(2760m)・横岳(2829m)、杣添尾根を下山


一日目   
美濃戸口(9:05)→美濃戸山荘(10:10-20)→堰堤広場(11:10-50)→赤岳鉱泉(13:00)

マイクロバスで美濃戸口まで行き、美濃戸口から歩きました。一日目は赤岳鉱泉まで。シニアメンバーがほとんどなので、無理のないスケジュールです。

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北沢コースへ

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堰堤広場

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涼やかに流れる滑滝の横の木道を行く

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正面に大同心

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赤岳鉱泉

赤岳鉱泉に13時に到着。14時から入れる風呂に入ったあと、ウッドテラスで周囲の景色を見ながらビールを飲んで歓談。

平日なので、部屋もゆったり。夕食はステーキ!!
風呂・食事・ゆったりした快適な部屋とさすがに人気の山小屋で、また泊まりたくなりました。

途中で撮影した花

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サワギク                               トリカブト


二日目
赤岳鉱泉(5:05)→赤岩の頭(6:45-55)→硫黄岳(7:25-8:00)→硫黄岳山荘(8:30-40)→横岳(9:40-50)→三叉峰(10:05-15)→枯木帯(11:15-25)→貯水池(13:30)→海ノ口横岳登山口(13:50)

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早朝出発前のミーティング
(左奥に赤岳山頂、中央右奥に阿弥陀岳山頂)

やや急なシラビソの樹林帯を、朝日の当たる赤岳と阿弥陀岳の山頂を所々で見ながら登ると、樹林の間から御嶽山、中央アルプスが見えるようになってすぐに森林限界となり、赤岩の頭に到着。

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シラビソ林の登り

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赤岩の頭から硫黄岳方向を見る

赤岩の頭からの眺望は素晴らしく、南アルプス、中央アルプス、乗鞍、御嶽、北アルプス
や中央本線沿いの街や諏訪湖までがはっきりと見えていました。

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赤岩の頭から北アルプス

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赤岩の頭から阿弥陀岳と南アルプス
(阿弥陀岳の右下奥は西岳)

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同上 アップ
(南アルプス左から、北岳、奥に塩見岳、アサヨ峰、甲斐駒ヶ岳(左に摩利支天)、仙丈ヶ岳、鋸岳)

岩礫の広い尾根を登って、広く平坦な硫黄岳山頂に到着。こちらも素晴らしい眺望で、浅間山、金峰山周辺もきれいに見えていました。

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硫黄岳山頂西の御料局三角点から 横岳・赤岳・中岳・阿弥陀岳と奥に南アルプス(南南西方向)
(中岳の右奥に権現岳とギボシ、ギボシの奥は鳳凰三山。)

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同所から 中央アルプス(西南西方向)

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同 御嶽山(西方向)

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硫黄岳山頂標識付近から 金峰山(中央やや右)、甲武信ヶ岳方向(左)(東南東方向)

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同上 金峰山・瑞牆山方向アップ
(金峰山の左奥は、朝日岳、北奥千丈、国師。金峰山の五丈石や瑞牆山の岩峰が見えます。)

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同上 浅間山(北北東方向)

山頂標識付近で休憩のあと、爆裂火口沿いに地図上に三角点のある東側に行ってみましたが、途中にロープが張られて行き止まりの看板があり、三角点は確認できませんでした。

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硫黄岳山頂東より富士山と横岳

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同上より富士山のアップ

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硫黄岳山頂(右)と爆裂火口の縁(左奥は中央アルプスの山並み)

硫黄岳と硫黄岳山荘の中間付近から赤岳  → 一枚目の写真

大ダルミの近くになると、コマクサが見られるようになりました。咲き終わりの花が多い中にちらほらとまだ綺麗に咲いているものがありました。

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硫黄岳山荘

硫黄岳山荘から南に少し登るとコマクサの大群落があり、登山道は電気柵の続く道となりました。

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コマクサの大群落
(一週間くらい前ならさぞかし綺麗だったでしょう。)

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鹿避け電気柵が続く道(左右の斜面にコマクサの大群落)
(電気柵は、2012年から高山植物の鹿による食害防止のため設置されたようです。)

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大同心を上から見る

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横岳の岩稜の始まり

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鎖の付いた岩場を登る

上の写真の場所は小同心から登ってくる道との合流点であり、岩場のすぐ横に数種類の花が綺麗に咲いていたので、岩場登りの順番待ちの間に撮影。

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岩場横の高山植物(ミヤマアキノキリンソウ、コウメバチソウ、タカネヒゴタイ(右下)、ダイモンジソウ)

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横岳山頂 (右に阿弥陀岳)

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横岳下より三叉峰(左)と阿弥陀岳(中央やや右)(赤岳は雲の中)

横岳山頂付近から雲が出てきて、だんだんと赤岳や阿弥陀岳も見えなくなり、三叉峰からはガスの中を下って行きました。

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三叉峰の標識

ここから急なハイマツ帯を下り、幹の曲がったダケカンバが多く横たわる道を下って、枯木帯で休憩。

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曲がった幹の多いダケカンバ帯

枯木帯の下からは、遠くでカミナリの音が聞こえるようになり、雨が降らないことを祈りながら下りました。しかし、貯水池からの下りの途中で雨が降ってきて、すぐに土砂降りとなり、合羽を着たり傘を出したりして下りました。登山口まで下ってマイクロバスが来ていないので、すぐそばの別荘の軒下で雨宿り。
10分ほどで雨は止んで、マイクロバスと連絡を取り、登山口まで来てもらって山歩きの終了。

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杣添尾根登山口
(道路から少し外れた別荘地の中にあり、少し分かりにくいかも。)

硫黄岳から横岳の間で撮影した花

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コマクサ                              トウヤクリンドウ

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チシマギキョウ                            タカネツメクサ

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ダイモンジソウ                            タカネナデシコ

田代山、尾瀬大江湿原・・・キンコウカは少なかったものの、ニッコウキスゲは大当たり [山歩き]

本当に暑い日が続きますね。最近はいろんな都合で山歩きもできず、夏バテで気力も上がらず、ブログ記事アップや他の方のブログ訪問もなかなかできない状態が続いています。

やっと7月下旬の記事を作成しました。

2015年7月22日(水):晴れ        田代山(1926m)(福島県)
2015年7月23日(木):曇り一時雨    尾瀬大江湿原 (福島県)

所属する山の会の宿泊山行で、尾瀬周辺の山に出かけました。予定では、一日目は軽く田代山登山とし檜枝岐の民宿に宿泊して、二日目に早朝から会津駒ケ岳に登ることにしていました。参加人数は14名。

一日目は晴れで、ワタスゲが残り、キンコウカが咲き始めの爽やかな田代山湿原を歩くことができましたが、二日目は早朝から激しい雨で、一部のメンバーが朝5時から会津駒にアタックしましたが、ほぼ中間点の水場で正午前後に雨が強くなるとの予報をスマホで見て、登頂をあきらめ引き返してきて、9時頃登山口に戻ってきました。(私は残留(檜枝岐観光予定)組でした。)

9時過ぎに全員が揃ったので、残留組の軽い山歩きも兼ねて、急遽全員でニッコウキスゲが満開との情報を得ていた大江湿原に行くことにしました。
鹿による食害等の影響で、10年くらい前までのような湿原一面の大群生が見られなくなっていた大江湿原のニッコウキスゲは、鹿対策のせいか、今年はこの4,5年では一番素晴らしい大群生になっており、会津駒に登れなかったもののタイミングよくニッコウキスゲが満開の大江湿原を歩くこととなり、参加者一同納得の山行となりました。

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大江湿原のニッコウキスゲ(2015/7/23)

一日目:田代山

猿倉登山口(8:45)→小田代 湿原(10:00)→田代山湿原(10:30-40)→弘法大師堂(11:00-40)→田代山湿原→小田代湿原(12:20-25)→猿倉登山口(13:30)

爽やかに晴れて日差しも強い日でしたが、樹林帯を抜けると風があって気持ちよく山上湿原を歩くことができました。

登山口からすぐの沢沿いに、やや株の大きなセンジュガンピが数本綺麗に咲いていました。樹林帯をやや急登すると時々左手に日光蓮山も見えるようになり、木道の道となってすぐに小田代湿原に到着。

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小田代湿原

小田代湿原は一面花盛りではありませんでしたが、サワラン、タテヤマリンドウ、キンコウカが綺麗に咲いていました。

小田代湿原からやや急な道を登り、田代山湿原の入口になると、ニッコウキスゲが咲き、向こうに少し雲の懸った日光連山が綺麗に見えていました。

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ニッコウキスゲと日光連山
(日光連山:左から女峰・帝釈、小真名子・大真名子、男体・太郎、山王帽子、於呂倶羅)

広い湿原に入り少し木道を進むと正面に会津駒ケ岳が綺麗に見えていました。『明日はあの山に登るぞ~。』
湿原はキンコウカやイワショウブ等がちらほら、ワタスゲも少し残っていました。

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田代山湿原と正面に会津駒ヶ岳

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田代山山頂標識のある三叉路

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田代山山頂標識と会津駒ケ岳

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避難小屋手前の木道とワタスゲ

避難小屋の先のやや広いスペースのベンチで昼食後、帰りの木道を通って下山。

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帰りの木道横のキンコウカ

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キンコウカの開花状況(多く咲いているところでもこの程度)

湿原一面に咲くキンコウカを期待したのですが、所々でしか見られず、少し時期が早かったかもしれません。ネットで調べてみると8月初旬に満開になることが多いようでした。
また、4,5年周期で豊凶があるようなので、今年は外れなのかも。

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センジュガンピ                            サワラン

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タテヤマリンドウ                           イワショウブ


二日目:尾瀬大江湿原

御池駐車場(9:50)→(シャトルバス)→沼山峠(10:30)→大江湿原→尾瀬沼無料休憩所(11:40-12:15) →大江湿原→沼山峠(13:35)→(シャトルバス)→御池駐車場(14:10)

早朝から時々激しく降っていた雨は8時頃には上がり、時々青空も見えていましたが、全体的には曇りで所により雨の天気。

会津駒登山を諦めて途中から下山してきたメンバー5名と合流し、9時過ぎとまだ早く雨も時々降るだけのようなので、会津駒アタック組ではなかった(残留組の)私から、ニッコウキスゲが満開の大江湿原行きを提案。リーダーと主に残留組のメンバーの賛同を得て、急遽大江湿原を通って尾瀬沼までを往復することに決定。

アタック組はやや疲れているようでしたが、残留組は大喜び。

早速御池駐車場に向かい、シャトルバスで沼山峠へ。

沼山峠からの木道もほとんど乾いており、木道のすぐ横に咲くカラマツソウ、ゴゼンタチバナを見ながら軽快に木道を歩いて大江湿原へ。
大江湿原入口手前ではオオレイジンソウが咲いていました。

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大江湿原に入った所(東北端部)

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湿原に入ってすぐの木道の休憩所

尾瀬沼が近くなり、山小屋等が見えてくると木道脇にニッコウキスゲが多くなってきて、木道の先にはあたりが黄色に見える群生地が見えてきました。
川にかかる橋のそばにはノアザミも綺麗に咲いており、カキツバタも所々に咲き残っていました。

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木道脇のニッコウキスゲと先に見える群生地

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同上

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橋手前より

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ノアザミ

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ノアザミとニッコウキスゲ

三本カラマツがはっきり見えるようになると周囲はニッコウキスゲの大群生。

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三本カラマツとニッコウキスゲの大群生(1)

同上ややアップ → 一枚目の写真

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ニッコウキスゲの大群生

尾瀬沼のすぐそばまで来ると雨が降り始め、休憩所に急いで入って昼食タイムとしました。ここに入ってしばらくすると激しい驟雨となり、10分くらいで雨は止み少し青空が見えてきていました。
休憩所では、ひだまり工房さんで鹿革の名刺入れと夏毛のおこじょのストラップを購入しました。名刺入れは柔らかく肌触りが良くて使い易そうです。(ストラップは、娘がかわいいと言って携帯電話に付けています。)

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尾瀬沼無料休憩所(我々のメンバーが右側で休憩中。)

昼食後はタイミング良く雨が上がり、長蔵小屋前に咲いている綺麗なヒメサユリとニッコウキスゲを見て再びニッコウキスゲが満開の木道を通って沼山峠へ。

尾瀬沼から沼山峠までは、木道が濡れたところと濡れていないところがあり、雨はかなり局所的なものだったようでした。

会津駒には登れませんでしたが、ここ数年で一番素晴らしいニッコウキスゲの群生を見ることができ、参加者には思い出に残る山行となったものと思います。

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オオレイジンソウ                           ノアザミ

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カキツバタ                              ヒメサユリ