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蔵王山と南蔵王(屏風岳・不忘山)・・・南蔵王は素晴らしい花の山!! [山歩き]

所属する山の会の宿泊山行で、蔵王山と南蔵王の山を歩いてきました。(参加者26名)

2日間の記事を続けてまとめましたので長くなりますが、ご覧頂ければ幸いです。
なお、よく似た花があってなかなか見分けが付かないので、花の名前が間違っているかと思います。間違っているものについては、ご指摘・ご教授頂ければ幸いです。

1日目
2016年7月27日(水) 曇り(ガスの中)
蔵王山:刈田岳(1758m)・熊野岳(1841m)

蔵王山は一日中ガスで視界が悪く、噴火警戒による自主規制が解除された(*)馬の背を歩きましたが、全く御釜は見えず。所々に咲く花を見られたのが慰めでした。

(*)「蔵王に関する情報について」(山形県ホームページ)
http://www.pref.yamagata.jp/sangyo/kanko/joho/8020072zaozantoppage.html

歩いたコースと時間
蔵王エコーライン大黒天登山口(10:30)→剣ヶ峰(11:05)→刈田岳(11:35-11:55)→熊野岳(13:05)→刈田岳下駐車場(13:55)

登山の前に、コマクサ平でコマクサを見てきました。小さな株のコマクサがポツリポツリと咲いていていました。

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コマクサ平のコマクサ

大黒天登山口から登山開始。

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大黒天登山口

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登山口道路横の大黒天石像

以下、登山口から刈田岳までに咲いていた花。
コマクサは剣ヶ峰までの所々で咲いていました。

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コマクサ

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カライトソウ                             シラネニンジン?

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アキノキリンソウ                           ヨツバヒヨドリ

山頂手前の刈田岳避難小屋で昼食。

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刈田岳

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熊野岳

全く周囲が見えないので、早々に引き揚げ、刈田岳下の駐車場から宿泊先へ。

宿泊は遠刈田温泉のペンション「どんぐり」。24時間入れる温泉があるとのことで、ここに決めたものです。ペンションの4人くらいが入れる湯船の中の湯は、やや黄色味を帯びており、熱い温泉がかけ流しとなっていて、なかなかいい湯でした。

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2日目
2016年7月28日(木) 曇り一時雨
南蔵王:屏風岳(1825m)、不忘山(1705m)

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不忘山手前(北西)の鞍部(この前後は素晴らしいお花畑でした。)

曇りで眺望は良くなかったものの、登山道横にずっと続く花々の多さに驚き、花の名山と呼ばれていることを実感した山でした。ネットで山行記事を見ると、晴れていれば眺望も素晴らしい山のようですね。

不忘山は、「NHK版 花の百名山」(山と溪谷社、1996年)と「決定版 花の百名山」(山と溪谷社、2002年)に選定されており、主な花としてミヤマジャジンが挙げられています。

(ヒメシャジンとミヤマシャジンについて。今回このコースで見たほとんどのシャジンは、花柱が花冠から出ていないようでしたが、萼がやや広くて鋸歯がない(草津白根山や前白根山で見たものは萼が細くて鋸歯があった。)のでミヤマシャジンとしました。)

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ミヤマシャジン

歩いたコースと時間
蔵王エコーライン南蔵王登山口(7:45)→杉ヶ峰(9:15-25)→芝草平(9:50-10:00)→屏風岳(10:45-11:10)→南屏風岳(12:00)→不忘山(12:55-13:10)→白石女子高山小屋跡(15:52)→白石スキー場駐車場(16:10)

マイクロバスで登山口へ(路肩停車)。登山口は道路から1段低くなっているので駐車スペースはないようです。

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蔵王エコーライン南蔵王登山口案内図

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登山口からスタート

少し下ってから前山、杉ヶ峰への登りになります。登山道脇にはミヤマシャジン、ウスユキソウがあちこちにたくさん咲いています。

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ミヤマシャジンとミヤマトウキ?

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ミヤマシャジンとウスユキソウ

杉ヶ峰手前から振り返ると手前に前山、その先にジグザグのエコーラインが見える刈田岳、一番奥に熊野岳が薄らと見えていました。

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杉ヶ峰手前から振り返る

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杉ヶ峰

杉ヶ峰から少し下ると芝草平と右奥になだらかな山容の屏風岳が見えてきました。

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芝草平と屏風岳

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シロバナニガナ                              カライトソウ

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芝草平

芝草平ではキンコウカの群生が綺麗でした。木道横に作られた休憩スペースで小休憩。

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芝草平のキンコウカ

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キンコウカのアップ
(木道周辺の花は終盤で花が一部白くなっていた。)

休憩後緩やかな斜面を登って屏風岳へ。やや広い山頂で昼食。周囲の視界はありませんが、東側は切れ落ちて断崖になっているようでした。
山頂の前後はハクサンシャジンが多く、綺麗に咲いており、シロバナも見られました、

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屏風岳

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ハクサンシャジン

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同上白花

屏風岳から南屏風岳へは緩やかな稜線を行きます。

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南屏風岳と左に不忘山手前のピーク

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イチヤクソウ                              ミネカエデの翼果

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南屏風岳

南屏風岳から少し進むとアップダウンが大きくなって、ロープと鎖の懸った急斜面のザレ場を下って不忘山手前のピーク(1732mピーク)への登りとなります。
このあたりから不忘山山頂まではお花畑が続き、驚くほど沢山の花々が咲いていて、素晴らしい花の山となっていました。

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不忘山手前のピークへの登り

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コバギボウシ                              イワキンバイ

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キバナカワラマツバ                          フボウトウヒレン(ミヤマキタアザミ)

IMG_8694 zao1648.jpg IMG_8691 zao1649.jpg          
ミヤマカラマツ                             コキンレイカ

不忘山手前のピークと不忘山の鞍部  → 2日目の1枚目の写真

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お花畑(ハクサンフウロ、エゾイブキトラノオ、ウスユキソウ他)

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クルマユリ

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イワオウギ、ミヤマシャジン、ミヤマトウキ?

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ミヤマシャジンとイブキジャコウソウ

やや急な斜面を登って不忘山山頂へ。山頂もガスで周囲は全く見えず。

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不忘山 山頂

山頂からは白石スキー場を目指して下ります。山頂から僅かに下るとカエル岩と不忘の碑があります。

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カエル岩

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不忘の碑と白石スキー場方向への分岐標識

「不忘の碑」関連記事
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150803_13015.html

不忘の碑から白石スキー場方向に20分くらい下った所で、急に雨が降りだし、やや強い雨が30分くらい降って上がったのですが、下りの道はやや急な岩混じりの粘度質の溝状の道が続いており、滑って転倒者続出。
粘土質の溝状の道は川となって水が流れ、26人が下るので、道は全く泥濘状態。慎重に、慎重にゆっくりと下るので、グループの中でも渋滞の連続となり、不忘山山頂から白石女子高山小屋跡までコースタイム1時間10分のところを2時間40分もかかってしまいました。(途中雨具を着たり脱いだり。)

大勢の人数で条件の悪い道を歩くと全く予想外の時間がかかりますね。


帰りには、白石ICの西にある鎌先温泉「最上屋旅館」(日本秘湯を守る会の会員旅館)で立ち寄り入浴。こちらの温泉は奥州の薬湯と呼ばれており、薄茶色に濁った湯は、ややぬるめでしたが、帰りのバスの中でも体のポカポカ感が続くものでした。

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鎌先温泉「最上屋旅館」

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コメント 5

よしころん

南蔵王は花が多いのですね^^
いつか訪ねてみたいと思います♪
前記事、前白根のコマクサずいぶん増えているようで嬉しいことですね^^
by よしころん (2016-08-11 17:23) 

nousagi

私も花の山を歩いてきましたが
花いっぱいの山は楽しいですね。
26人となると、多いですね。
難しいところ、条件の悪いところを、
全員が無事に下山するためには
やはり予想以上の時間がかかりますね。
by nousagi (2016-08-11 22:02) 

Jetstream

ガスった蔵王ですが、花が一杯で楽しまれたと思います。!(^^)!
ヘッダーの写真拝見。 朝焼けに映えた剣岳は圧巻です、すばらしい画です。!(^^)! ほぼ同じアングルでも私の写真より迫力は+++
小屋泊まりのゆえ撮れるショットですよ。 泊まればよかった。;;;
by Jetstream (2016-08-11 23:00) 

joyclimb

不忘山の急峻なピークがとても印象的です。
by joyclimb (2016-08-12 01:15) 

ヴェール

よしころんさん
花の名山南蔵王の屏風山と不忘山は6月が最も登山者が多く、次に7月のようです。
皆さん花が一番素晴らしい時に登られるのですね。
花好きの方は花が多くてなかなか先に進めないかもしれませんね。
前白根の赤のコマクサは増えているようでしたが、窪地は小さい株が多かった
ので、鹿の食害を受けているのではと思います。

nousagiさん
焼石岳に登られたのですね。焼石岳のハクサンイチゲの大群生を見てみたいと
思っていましたので、貴レポ大変参考になりました。
南蔵王も天気が良ければ最高だったと思います。下りの大変さもありましたが
花を満喫し印象に残る山旅となりました。

Jetstreamさん
6,7月の南蔵王は、ネットでいろんな方のレポを見ても素晴らしい花の山である
ことが分かりますね。
ヘッダーの写真は少し暗かったと思います。
僅かに開いたV字型のヤマクボノコルの中央に峻烈な剱岳が見えてシャッターを
切りましたが、Jetさんも同じような思いでシャッターを切られたのですね。
針ノ木小屋はピーク時には相当混雑するようなので、木曜日泊としました。

joyclimbさん
不忘山の急峻なピークには眼を引き寄せられますが、鞍部からの標高差は50m
くらいなので比較的楽に登れました。
白石市側の麓から見てもコニーデ型のなかなか形の良い山のようです。

by ヴェール (2016-08-12 21:55) 

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